光星・下沖146キロデビュー!…明治神宮野球大会
◆明治神宮野球大会第2日 ▽高校の部・準々決勝 慶応4―2光星学院(16日・神宮) 高校の部で、プロ注目右腕、光星学院(青森)の下沖勇樹(2年)が自己最速の146キロをマークした。関東王者の慶応(神奈川)に2―4で惜敗も、自身の最速記録を1キロ上回る速球を2度、披露。岩手・福岡中3年の時、全国中学校軟式野球大会(全中)優勝の実績を持つ快速右腕が初の全国舞台で実力の片りんを見せつけた。17日は大学の部準々決勝で、東北福祉大が創価大(東京)と対戦する。
雨を吹き飛ばす勢いで、下沖が、右腕を振る。1回裏、慶応の先頭打者・佐藤に投じた2球目だ。二塁ゴロに仕留めた渾(こん)身のストレート。スコアボードには、はっきりと「146キロ」という数字が表示された。
「スピードは気にしていなかったけど、ベンチに戻って、仲間に言われた。うれしかった」これで勢いづいた右腕は3回にも146キロを記録。みちのく最速右腕の前評判が本物だったことを初の全国舞台で証明した。
朝から降り続く雨の中の試合。味方も3回に3失策を犯すなど、集中が難しい試合だった。3回までに5安打4失点。序盤から関東王者を勢いづかせてしまった。
その後は無安打ピッチングで完投も「初めての人工芝でのプレー。エラーはあると思っていた。ぼくが序盤に力んでしまった」と敗戦の責任を背負ったエース。東北大会では相手をねじ伏せることができた直球とフォークを慶応打線に痛打された、その姿に「もっと内角球を使えれば…。まあ、弱いということが分かったことが収穫」と金沢成奉監督(41)。あえて手厳しい評価で奮起を促した。
それでも、全中優勝投手の抜群の素質は、プロも認めるところ。「見るたびに成長している。体が大きくなれば楽しみな選手になる」と、スタンドに足を運んだ巨人・大森剛スカウト。「ボールの威力を磨いてセンバツでは打たれないようにしたい」と、さらなる大舞台でのリベンジを誓った下沖。来春、甲子園のマウンドに立ったときにこそ、成長した姿を見せつける。
◆下沖 勇樹(しもおき・ゆうき)1991年9月8日生まれ、岩手県二戸市出身。17歳。小4の時、軟式の「堀町ボーイズ」で野球を始める。福岡中時代は軟式野球部に所属。2年で県大会3位、3年でエースとして全国優勝。光星学院では1年春からベンチ入り。家族は両親と兄と妹。180センチ、75キロ。右投右打。A型。
| 固定リンク
「高校野球」カテゴリの記事
- 夏へ飛躍だ、東北の好投手!/春季大会(2009.04.11)
- 駒大岩見沢新監督に名将Jr.が就任(2009.04.11)
- ヒグマ駒岩新監督に佐々木総監督次男就任(2009.04.11)
- 試合前ノックが相手投手頭部直撃…拓大一辞退で都雪谷不戦勝(2009.04.11)
- 花巻東に新設「スポーツ栄光賞」(2009.04.11)


最近のコメント