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2008年11月12日 (水)

打倒慶応!光星学院・下沖、全国デビューへ

慶応撃破だ! 第39回明治神宮野球大会(11月15日開幕、神宮)に初出場する光星学院(青森)の下沖勇樹投手(2年)が、高校での全国デビューとなる11月16日の慶応(神奈川)戦に武者震い。

 福岡中(岩手)3年時、エース兼4番で2006(平成18)年8月の全国中学軟式野球大会優勝。今年10月の秋季高校野球東北大会を制したMAX145キロ右腕は“当たって砕けろ”の玉砕覚悟で、陸の王者に挑みかかる。

投げるのはもちろん、行ったことすらない学生野球の聖地。東北No.1右腕の下沖が、神宮初登板に思いをはせた。

 「神宮に出てくるチームはどこもトップクラスです。当たって砕けろの精神で、チーム全体で絶対に勝つつもりです」

 光星学院の対戦校は、11月2日の組み合わせ抽選会で関東地区代表校となり、5日の関東大会決勝で習志野(千葉)を下した慶応に決まった。

 今年の甲子園に春夏連続出場を果たし、夏に8強入りした全国区の強豪校。新チームはMAX146キロ右腕の白村明弘投手(2年)を擁する。

 10月14日に早々と東北大会優勝を決め、明治神宮野球大会まで1カ月の期間があった。金沢成奉監督(41)は「燃え尽き症候群の時期がありました」とチームの手綱を引き締めながら、全国レベルを想定した密度の濃い練習を続けてきた。

 11月7日に青森県八戸市から仙台入り。下沖は8、9日の練習試合に登板した。8日の仙台育英(宮城)戦は途中登板で5回2/3を1安打無失点。9日の盛岡大付(岩手)戦は先発し、2安打1失点完投。チームは盛岡大付を11-1で下し、いい状態で神宮に備えた最後の練習試合を締めた。

 選手は9日夜、巨人対西武の日本シリーズ第7戦をテレビ観戦。光星学院の先輩にあたる巨人・坂本勇人内野手(19)のシリーズ初本塁打を目に焼きつけ「自分もいつかは、ああいう大舞台でプレーしたいと思うようになりました」(下沖)と発奮材料に変えた。

 10日からは仙台市民球場などで4日間の練習。13日夜に埼玉入りし、大会開幕前日の14日に上京して軽く調整する。下沖はもちろん、左腕の六埜(ろくの)雅司投手(2年)と右腕の小林寛投手(2年)も調子を上げてきた。来春のセンバツ甲子園に、3年ぶりの出場を当確させている光星学院。下沖はひと足早く、全国の舞台で快腕を披露する。

下沖 勇樹(しもおき・ゆうき)
 1991(平成3)年9月8日、岩手県二戸市生まれの17歳。投手。中央小4年の時、堀野ボーイズで野球を始める。当初は三塁手。福岡中1年から投手となり、3年時に全国中学軟式野球大会優勝。光星学院では1年春から公式戦ベンチ入り。1年秋からエース。1メートル78、75キロ。右投げ右打ち。家族は両親と兄、妹。

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