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2009年1月

2009年1月31日 (土)

新ストライクゾーンで説明会

日本高野連は31日、選抜高校野球大会から適用される新しいストライクゾーンについて、各都道府県高野連の審判部代表者を集め、兵庫県西宮市で説明会を行った。

 昨年12月の日本アマチュア野球規則委員会の決定に伴い、従来よりも実質的にストライクゾーンがボール1個分低めに広がることが説明され、参加者が実際の判定練習などを通じて確認した。運用については、投手に向かう方のひざ(右打者は左、左打者は右)を判定の基準とすることを申し合わせた。

 参加者からは「打者には厳しい」などの戸惑いの声もあった。講師役を務めた日本高野連審判規則委員会の木嶋一黄委員長は「アンパイアにとって新しい課題。安定したゾーンを保てるように挑戦していきたい」と話した。

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2009年1月25日 (日)

利府が21世紀枠で初の甲子園へ/センバツ

3月21日に開幕する第81回センバツ高校野球大会(甲子園)の出場32校を決める選考委員会が23日、大阪市内で開かれ、昨秋の宮城大会優勝、東北大会ベスト4の利府(宮城)が21世紀枠で春夏通じて初の甲子園出場を決めた。
午後3時2分、利府の甲子園初出場を告げる電話が校長室に鳴り響いた。受話器を置くと、菊地茂樹校長と小原仁史監督はがっちりと握手だ。

 「ホッとした、という気持ちがまずあった」

 小原監督が安堵(あんど)の表情をみせた。21世紀枠でのセンバツ出場。学校創立25年目の今年、春夏合わせて初の甲子園だ。

 昨秋の東北大会で4強進出。また学校全体で通学で使う電車内や通学路のごみ拾い、毎春行う利府町の特産品である梨の受粉作業など、地域に根ざした活動が評価された。3年前にJR東日本から表彰されたり、町内全9つの小中学校から千羽鶴を送られるなど、地域との深いつながりが、選出の決め手となった。

 「いろいろな方々の支えがあっての選出です」と小原監督は感謝の言葉を口にした。

 練習は授業終了後の午後4時以降から。雪の影響でグラウンドがぬかるんでも室内練習場はない。それでもグラウンド脇にあるビニールハウスでティー打撃をするなど、地道な努力で甲子園出場をつかんだ。

 「毎試合ヒーローが違う、みんなの力で勝つ野球でひとつひとつ戦っていきたい」

 遠藤聖拓主将(2年)の思いは早くも甲子園に飛んでいる。来月7、8日はプロ野球・楽天の室内練習場を借りて練習を実施。また2月中に4-6日程度のミニ合宿を予定するなど、周囲のサポートを受け、万全の状態で大会へ向かう。

 「目標は全国制覇。頂点を目指していきたい」

 遠藤主将が意気込めば、小原監督も「みなさんの期待に応えられるよう頑張りたい」と決意をみせた。21世紀枠の誇りを胸に、利府があこがれの甲子園の舞台に立つ。

利府(りふ)
●1984(昭和59)年創立。普通科、スポーツ科学科からなる県立の共学校で、生徒数は833人(うち女子462人)。野球部も学校と同じ84年創部で、春夏を通じて今回が初の甲子園。所在地は宮城郡利府町青葉台1の1の1。菊地茂樹校長。

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花巻東、“逆転”で初出場/センバツ

3月21日に開幕する第81回センバツ高校野球大会(甲子園)の出場32校を決める選考委員会が23日、大阪市内で開かれ、東北大会4強の花巻東が、準優勝した一関学院との岩手県勢同志の比較を制して、初出場の切符を手にした。
 「センバツ出場決定」の電話を受けた小田島順造校長が、中庭で待機していた野球部員に報告すると、部員は川村悠真主将の周りに集まり、人さし指を掲げ、野球帽を上空に放り投げて喜びを爆発させた。

 佐々木洋監督は「センバツに出場できるのは3年生のおかげ。出るからには、岩手代表として悔いのない試合をしてきたい」と3年生部員に感謝しながら、訓示した。

 昨秋の岩手大会で一関学院を9-2で下して優勝したが、続く東北大会では準決勝で優勝した光星学院に3-6と敗れたため、東北大会準優勝の一関学院に分があるとみられていた。

 しかし、ライバルの一関学院には県大会決勝で快勝したことや、東北大会決勝で一関学院が光星学院に1-7で敗戦したことなども加味され、花巻東が初出場を射止めた。まさに“逆転”でつかんだセンバツ出場だ。

 注目はプロも熱い視線を送るエースの菊池雄星投手(2年)。最速149キロを誇る、東北ナンバーワン左腕。光星学院のエース右腕、下沖は同じ岩手県出身のライバルでもある。

 本格派左腕は「(他の)左投手には負けたくない。自分が日本で一番の左だと証明したい」と意気盛ん。最近の岩手県勢は甲子園で春夏とも勝利から遠ざかっており、菊池を中心にした花巻東に活躍が期待される。

花巻東(はなまきひがし)
1956(昭和31)年に創立された、前身は商業高校。普通科だけの私立の共学校で、生徒数は618人(うち男子391人、女子227人)。野球部は第46回(1964年)、第72回(1990年)、第87回(2005年)の夏の甲子園に3度出場。スポーツが盛んで駅伝や水泳も強い。所在地は岩手県花巻市松園町55-1。小田島順造校長。

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光星学院・下沖「やっと実感」胸躍る/センバツ

3月21日に開幕する第81回センバツ高校野球大会(甲子園)の出場32校を決める選考委員会が23日、大阪市内で開かれ、昨秋の東北大会を制した光星学院(青森)が3年ぶり4度目の出場を決めた。
昨秋の東北大会優勝で確実視されていたセンバツ甲子園出場。それでも午後3時10分の吉報を受けてようやく、エース下沖勇樹投手(2年)の表情が弾けるような笑顔になった。

 「この日が待ち遠しかったです…。やっと実感がわいてきました。夢、目標は全国制覇ですが、まず初戦のことしか頭にありません」

 福岡中(岩手)3年時の2006(平成18)年に、全国中学軟式野球大会で優勝した右腕が、満を持して甲子園に初出場する。昨年11月に行われた明治神宮野球大会初戦の慶応(神奈川)戦で、自己最速の146キロ快速球をマーク。センバツ甲子園注目の右腕だ。

 実は週明けからインフルエンザでダウン。野球部員39人中、レギュラー3人を含む7人が感染し、主将の下沖は腰などに痛みを覚え、出場決定の一報を聞くまでバスの中で静養していた。

 光星学院は3年ぶり4度目の出場。過去3度はすべて初戦で敗退している。巨人・坂本勇人遊撃手(20)を4番に据えた3年前は、関西(岡山)に4-6で敗れた。

 金沢成奉監督(42)は雪国のハンデによる調整の難しさを痛感。これまでの苦い経験を踏まえ、今年は3月7日から6泊7日の沖縄遠征を予定している。石垣島、那覇市内に3泊ずつして八重山商工、沖縄尚学との練習試合を計画。温暖の地で鍛えた後は3月13日に大阪へ移動し、最中調整して大会に備える。

 下沖は「甲子園は中学の全国大会と違った雰囲気だと思います」と、行ったことのない高校野球の聖地に思いをはせた。東北ナンバーワン右腕は、甲子園初マウンドで自身の実力を最大限に発揮し、悲願の1勝をもぎとる。

【下沖 勇樹】(しもおき・ゆうき)
1991(平成3)年9月8日生まれ、岩手県二戸市出身、17歳。中央小4年時に堀野ボーイズで野球を始める。当初は三塁手で福岡中1年時から投手に。3年時に全国中学軟式野球大会優勝。光星学院では1年春から公式戦にベンチ入りし、1年秋からエース。昨秋の青森大会と東北大会で優勝。1メートル78、75キロ。右投げ右打ち。家族は両親と兄、妹。

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2009年1月24日 (土)

春の選抜選考事情 激しかった関東・東京7枠目

 【第81回選抜高校野球選考事情】焦点は神宮大会枠を得た関東・東京の最終7校目だった。関東6番目に評価した川口青陵と、東京2番目の早実の比較は両地区のレベルを検討。「関東は慶応を除けば例年より打力が弱い。早実は安定した力がある」と判断した。

 昨秋の地区大会の結果を覆したのは東北の2校目。準優勝の一関学院と剛腕・菊池擁する花巻東の比較。ともに戦った優勝校・光星学院との試合内容から、花巻東の実力が上だと全会一致した。

 近畿は優勝校・天理に食い下がった箕島を5校目に選出。6校目は報徳学園と東洋大姫路の比較。報徳は近畿大会でコールド負けを喫したが、兵庫大会の直接対決で勝利した点が評価された。

 2校ずつを選んだ上、最後の5校目は地区にまたがり検討した中国・四国は、開星の守備力が甲子園でも通用すると尽誠学園を上回った。

 21世紀枠は特別選考委員15人が候補8校を順位付けした。西日本は11人が1、2位に挙げた彦根東が圧倒的な評価。3校目は不況にあえぐ地元を勇気づける学校を――との機運から大分上野丘に決まった。

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早慶「春」初のそろい踏み!“早慶戦”なるか

 第81回選抜高校野球大会(3月21日から12日間、甲子園)の出場32校が23日に決まり、大会史上初めて早実(東京)と慶応(神奈川)が同時出場することになった。過去に甲子園での早慶そろい踏みは56年夏の1度だけ。当時は対戦しておらず、史上初の“早慶戦”の期待も膨らむ。また東北地区からは149キロ左腕・菊池雄星(2年)擁する花巻東が投手力を評価され初出場を果たした。なお、組み合わせ抽選会は3月13日に大阪市内で行われる。

 ▽同一地区出場校 センバツでは通例準々決勝まで対戦しないように抽選で振り分けられる。最終的には3月3日の運営委員会で正式に決まるが、現状では“早慶戦”が実現するとすれば両校の8強進出が条件となる。

 ▽早実と慶応の甲子園同時出場メモ 過去に56年(第38回)の夏の甲子園で1度だけ。早実は1回戦で新宮に2―1も、2回戦で県岐阜商に1―8。慶応は初戦となった2回戦で仙台二に3―4で敗れて対戦しなかった。

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慶応 早実倒して世代最強になる!

【第81回選抜高校野球】甲子園史上初の早慶戦実現へ舞台は整った。3季連続出場を決めた慶応ナインは、ライバル早実が出場を決めたことを聞くと、そのボルテージを一気に上げた。

 「やっぱり戦いたい。早実から1勝して勢いに乗りたい」。プロ注目の146キロ右腕・白村(はくむら)は迷うことなく言い切った。

 ともに創部100年を超える“早慶”だが、甲子園で同じ舞台に立つのは56年夏以来53年ぶり。甲子園での実績は早実が大きく上回っているが、今回は昨秋の公式戦10試合で防御率0・59をマークしたエースが控える。明治神宮大会覇者で優勝候補にも名が挙がる慶応が勢いでは上だ。「早実を倒してさらに世代最強になりたい」と白村は強気にぶち上げた。

 主将の植田もライバル心をあらわにする。本家・早慶戦にあこがれて慶応の門を叩いたただけに、東京六大学で4季連続早大から勝ち点がない兄貴分のリベンジには絶好の機会。「向こうは髪が長い慶応に負けたくはないでしょう。でも甲子園では弟分として絶対負けない」と力強かった。

 両校は早実・和泉監督の提案で96年から毎年6月に定期戦を行っている。06年には勝利したものの、当時フィーバー前の斎藤に15三振を喫した屈辱もある。上田監督は「僕は選手以上に打倒早実を意識しています」と甲子園4度目の指揮で迎えた絶好のチャンスに闘志を燃やす。

 同一地区のため歴史的一戦は準々決勝以降まで実現しない。それまでは絶対に負けられない。

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斎藤先輩もエール!早実 慶応へ“恩返し”だ

【第81回選抜高校野球】3年ぶりの大舞台出場に早実ナインは喜びを隠せなかった。昨秋東京大会決勝で国士舘に1―3で惜敗していただけに「一度はあきらめていた。率直にうれしい」と和泉監督は“滑り込み出場”に胸をなで下ろした。

 慶応が昨秋明治神宮大会で優勝。関東地区に神宮枠がプラスされた。例年なら関東・東京で6の出場枠が7に広がったことで東京2位の早実に吉報が転がり込んできた。「1年の時の練習試合は負けた。その借りを返す意味も込めて絶対に勝ちたい」。中野主将は大舞台での慶応への“恩返し”に語気を強めた。

 エース斎藤(早大)を擁した06年以来の甲子園。柱は1年生右腕、小野田だ。最速140キロの直球で押す本格派は「どうしても斎藤さんを意識してしまうけど、追い付き超えられるよう優勝したい」と頂点を見据える。雑誌で見る斎藤の投球フォームを参考に軸足へのため方などを学んできた。昨秋には尊敬するその先輩と治療院で偶然初対面。「3割打者も7割失敗する。ピンチでも気楽に行けよ」と説かれた。

 小野田は中2夏に駒大苫小牧と早実の激闘をテレビ観戦。エンジのユニホームにあこがれて北海道・旭川から野球留学を決めた。同時に大学進学した姉と都内アパートで2人暮らしをしている。斎藤も高校時代、群馬から上京して兄と暮らしていたとあって「環境も斎藤さんに似ているとよく言われます」と頭をかいた。偉大な先輩を目標に、伝統ある背番号1を受け継いだ男は夢の舞台に立つ。

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国士舘「負けたくない」早慶をライバル視

 【第81回選抜高校野球】国士舘は、早くも早慶をライバル視した。6年ぶり8度目の出場決定に、全国制覇を誓った福田主将は「慶応は明治神宮大会を制しているので、全国一のチームとぜひ戦ってみたい。早実には負けたくない」と闘志を燃やした。昨秋大会後から基礎体力アップを中心に猛練習。就任3年目で初の甲子園切符を手にした31歳の箕野監督は「機動力が出せれば上には行けると思う」と自信をのぞかせていた

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花巻東・菊池「日本一の左腕」に名乗り

【第81回選抜高校野球】みちのくの怪腕、花巻東・菊池が「日本一の左腕」に名乗りを上げた。岩手・花巻東は昨秋の東北大会4強止まりながら、準優勝した一関学院に県大会決勝で大勝したことが評価されての“逆転選出”。「合格発表を待つような感じ。長い時間だった」と佐々木監督は感慨深げだ。07年夏に続く自身2度目の甲子園に、菊池も「(前回は)3年生に連れてきてもらっただけ。出るからには日本一の左腕と呼ばれるように頑張りたい」と気持ちを新たにした。

 制球力を付けるため、昨秋から上手投げからスリークオーターに改造。新フォームを意識するあまり平均球速は140キロ前半まで落ちたが、チェンジアップ、シンカーなど変化球の切れは一段と鋭くなった。本番までに最速149キロの快速球が復活すれば鬼に金棒だ。

 「(センバツに選ばれた)この日を機に、基礎体力づくりから投球練習にメニューを変えるプランも考えてある」。冬場は体力を蓄えるため毎食どんぶり飯10杯のノルマを課し83キロに増やした体重も、ベストの72キロまで絞っていく。

 阪神、中日、ヤクルトが早々とドラフト1位候補に挙げる逸材。あこがれのプロへ、最高のアピールとばかり、菊池が新装甲子園のマウンドで躍動する。

 ◆菊池 雄星(きくち・ゆうせい)1991年(平3)6月17日、盛岡市生まれの17歳。見前小3年時に見前タイガースで野球を始める。見前中では盛岡東シニアで東北大会準優勝。花巻東1年夏に甲子園出場して、1回戦の新潟明訓戦で5回1失点ながら敗戦投手となった。1メートル84、83キロ。左投げ左打ち。

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箕島 79年春夏連覇時ユニで大舞台へ

【第81回選抜高校野球】18年の沈黙を経て、古豪・箕島が大舞台に戻ってきた。念願のセンバツ出場に、松下監督は早速「新しい箕島を見せる戦いをしよう」とナインにハッパをかけた。全盛期には100人を超えた部員も今は36人。2年生は甲子園に出場した18年前に生まれ、名将・尾藤監督が築いた黄金期も知らない。それでも昨年から尾藤元監督らを招き講演会を開催。甲子園出場時のビデオを観賞させる時間を設けるなど、伝統の重みはきちんと引き継がせている。また甲子園では79年の春夏連覇時と同じユニホーム着用も決定。指揮官は「この冬の振り込みがどうなるか。期待したい」と話した。

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習志野33年ぶり春切符!巨人・阿部の父も祝福

 【第81回選抜高校野球】習志野は、33年ぶりの春切符。グラウンドにはOBで元阪神の掛布雅之氏とチームメートだった巨人・阿部の父、東司さんやオールドファン多数が訪れて祝福した。市船橋を5度甲子園に導き、07年8月に就任した同校OBの小林監督は「伝統を築いたたくさんの方の顔が浮かぶ。恩返ししたい」。春夏10度目の甲子園。夏は2度の全国制覇を誇る古豪も昨秋は県1次予選で敗退した。しかし、2次予選からはい上がって関東大会準V。バッテリーを中心とした守りの野球で相次ぐ接戦を制した指揮官は「相手が名前を意識してくれた。それを受け継ぎたい」と話せば、宮内主将も「目標はベスト4」と力強く宣言した。

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PL学園・勧野 清原先輩にラブコール

【第81回選抜高校野球】3度のセンバツ優勝を誇る強豪・PL学園が20度目の出場。元オリックス・清原氏以来となる1年生夏から4番に座る勧野(かんの)は「清原さんに甲子園に見に来ていただいたら、目の前でホームランが打てたらいい」とあこがれの先輩にラブコールを送った。腰つい分離症で19日から大阪府内の病院に入院していた勧野だったが「あと2カ月で万全の状態にしたい。走者がいたら絶対に還して、全国制覇したい」ときっぱり。名門復活を誓っていた。

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清峰の146キロ腕・今村 150キロ出す!

 【第81回選抜高校野球】146キロの本格派右腕、今秋ドラフト上位候補の清峰のエース今村は「明治神宮大会で負けた西条ともまた対戦したい。150キロはもちろん出したい」と闘志を燃やした。優勝した昨秋九州大会では5日間で4連続完投。35回を投げて防御率0・49と抜群の安定感を誇る。06年センバツで準優勝した同校の戦いぶりを、当時中学2年生だった今村はテレビで見ていた。「目標は優勝です」と先輩超えを誓った。

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秋山 打もスゴいけど「投球注目して」

 【第81回選抜高校野球】昨秋の四国大会王者・西条を率いるのが1メートル87、95キロの巨漢エース秋山だ。高校通算30本塁打を誇る打撃も注目されるが「エースなんでピッチングで注目されたい」。最速145キロを誇るが現在は腰痛のため本格的な投げ込みは2月中旬からの予定。59年夏の甲子園で優勝した古豪を率いる田辺監督も「全国で通用する実力はある」と“伊予の怪物”に信頼を寄せていた。

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中京大中京 胴上げはセンバツVの後で!

 【第81回選抜高校野球】29度目の出場が決まった中京大中京ナインは、常連校らしく落ち着いていた。出場を祝う監督の胴上げも、センバツで優勝してからという決意で行わなかった。大藤監督も「うれしさというより、2カ月後にどういう野球をするかを考えている」と冷静。昨秋の東海大会を制して2年連続の出場。昨年は2回戦で敗退しただけに、エースで4番の堂林は「日本一目指して頑張ります。自分が駄目になったらチームが駄目になる」と活躍を誓った。

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陽川“いとこ”光星の下沖討ち誓う

 【第81回選抜高校野球】金光大阪の高校通算21本塁打のスラッガー、陽川が“いとこ”との対戦を熱望した。今大会注目投手の一人でもある、147キロ右腕の光星学院・下沖は互いの母が姉妹のいとこ同士。最後に会ったのは小学校6年生の時だが、昨秋明治神宮大会の姿をインターネットの動画で見て「真っすぐとチェンジアップの切れが凄かった」と驚いた。陽川は「楽しみだけど負けたくない。いとこからは絶対に打ちたい」と闘志を燃やした。

 <光星学院 下沖「鍛え直す」>プロ注目のMAX147キロ右腕で主将も務める下沖(2年)は、早くも本番に目を向けた。「甲子園に出たかったので最高です。でも今のままではダメなので、センバツまでに鍛え直したい」と話した。今年は例年より雪が多くグラウンドで練習できない日々が続く。3月に沖縄キャンプを予定している金沢監督は「それまでは室内で強化したい」と下沖中心の守りのチームに仕上げるつもりだ。

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ライバル高崎商と前橋商がともに出場

 【第81回選抜高校野球】隣り合う両市に位置するライバル校、高崎商と前橋商が、ともに3度目の出場を決めた。高崎商の住吉監督が前橋商OBで、前橋商の富岡監督が高崎商OBという関係も注目を浴びる。ともに春1勝を目指すが、住吉監督は「僕は前橋商のOBだと思っていません。自分のチームの勝利に全力を注ぐ」と力を込めた

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沖縄旋風狙う!興南 26年ぶり“春到来”

 【第81回選抜高校野球】26年ぶりの“春到来”に興南の学校中が歓喜にわいた。夏は07年に出場しているが、センバツは元阪神の仲田幸司投手を擁した83年以来。我喜屋監督は「きょうまで本当にやきもきした。出場を勝ち取った選手たちにおめでとうと言いたい」と安どの表情を見せた。チームは1年生主体で不安定な面ものぞかせるが、勢いはある。冨里川主将は「優勝を狙いたい」と昨年の沖縄尚学に続く沖縄旋風の再現を誓っていた。

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大分上野丘に60年ぶりのセンバツ切符

 【第81回選抜高校野球】創立124年目を迎える伝統校で県内有数の進学校・大分上野丘に60年ぶりのセンバツ切符が届いた。21世紀枠としての“吉報”に体育館では全校集会を開き、本大会に先駆けて校歌を斉唱した。露口主将は「去年までは考えられなかった。初詣で一番にお願いした。うれしい」。部活動は居残り練習禁止で平日2時間、休日4時間と制限される中で文武両道を追求。自身も東大進学を目指す露口主将は「集中力だけは自信がある」と胸を張った。

 <利府 “私学キラー”が初切符>昨秋宮城大会決勝で強豪・仙台育英を撃破した“私学キラー”が21世紀枠での甲子園初切符を手にした。東北大会は抜群のチームワークで4強入り。遠藤主将は「これでやっと全国制覇に向けて練習に集中できます」と興奮気味に話すと、史上初の21世紀枠での優勝を目標に掲げた。今回は通学電車の清掃、果樹園農家の受粉作業などの地域への貢献度も評価されての選出。小原監督は「感謝の心を忘れずに戦いたい。甲子園は選手を大きく成長させてくれると聞いている。そういう春にしたい」と待ちに待った知らせに表情を緩めた。

 <彦根東 近畿地区から初の21世紀枠>創立132年の県内有数の進学校は56年ぶりの歓喜にわいた。9年目を迎えた21世紀枠で近畿地区から初選出。02年にも9地区の推薦校に選ばれながら涙をのんでいるだけに、ナインの喜びもひとしお。狭いグラウンドで工夫しながら効率よく練習してきた。今井監督は「全国で勝てるレベルを目標にやってきた。得点力を強化して大会に臨みたい」と意気込んでいた。

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PL勧野腰痛で入院、センバツ出場ピンチ

 「清原2世」の呼び声の高いPL学園の勧野甲輝外野手(1年)が「腰椎(ようつい)分離症」で緊急入院し、センバツ(3月21日開幕)でのプレーが危ぶまれるピンチであることが21日、分かった。PL学園はセンバツ選考の重要参考資料となる昨秋の近畿大会で準優勝しており、23日の出場校選考委員会での選出は確実。大会の主役として甲子園デビューが期待される勧野だが、思いもしない緊急事態に陥った。

 勧野は7日の始動日から、大阪府富田林市のPL球場でチームメートとともに、冬の強化トレーニングに励んでいた。始動日には阪神スカウト陣が早くも視察に訪れるなど、注目の的だった。だが腰の痛みを河野有道監督(60)らに訴えるようになり、19日に大阪府内の病院で診察を受けたところ「腰椎分離症」と診断され、即入院。河野監督は「1年生離れした体格はしているが、まだ体幹が弱いのと、股(こ)関節の硬さ、走る際の姿勢が気になっていました。腰の痛みは、そのあたりにも原因があるのでしょう」と話した。入院期間は1週間の予定だが、回復が遅れればセンバツへの影響は大きくなる。

 勧野はPL学園では元オリックス清原以来となる1年夏から4番に座り、昨夏の南大阪大会では通算14打点、2本塁打を記録した。決勝で近大付にサヨナラ負けし、甲子園出場はならず「お世話になった3年生たちと一緒に甲子園に行けなかったのが、本当に悔しかった」と、次の春こその思いで練習してきた。開幕まで2カ月。16歳の逸材にとって、ケガとの試練の戦いが始まる。

 ◆勧野甲輝(かんの・こうき)1992年(平成4年)7月12日、大阪府生まれ。4歳から「富田林リトルリーグ」で外野手として野球を始め、PL小でも同チームで投手、遊撃、外野手。富田林二中では「富田林シニア」に所属し、2年秋には関西大会で優勝。PL学園では1年夏からベンチ入りし、南大阪大会準優勝。現在、高校通算11本塁打を放っている。好きな選手は元オリックス清原。182センチ、85キロ。右投げ右打ち。

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花巻東は“逆転”で初出場

 東北大会4強の花巻東が、準優勝した一関学院との岩手県勢同士の比較を制し、初出場の切符を手に入れた。

 優勝した光星学院に善戦したことなどが評価された。県大会決勝では直接対決で快勝しており、“逆転”での吉報に佐々木監督は「合格発表を待つような感じ。長い時間だった」と感慨深そう。

 注目はエースの菊池。最速149キロの本格派左腕は「左投手には負けたくない。自分が日本で一番の左だと証明したい」と意気盛んだった。

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「暴力」「盗難」投書あった神村学園不問

 日本高野連は23日、神村学園(鹿児島)の野球部監督の暴力と部内での盗難事件の発生を訴える投書を受け、県高野連と同校に説明を求めたところ(1)監督の暴力の事実はなく(2)盗難については紛失物の届け出があったが解決には至らず、再発防止をして以後の発生はないとの報告を受けたと発表した。

 神村学園は同日開かれた第81回選抜高校野球大会の選考委員会で出場校に選出された。

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2009年1月23日 (金)

早実と慶応が初の同時出場/センバツ

3月21日に開幕する第81回選抜高校野球大会(甲子園)の出場32校を決める選考委員会が23日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれ、早実(東京)と慶応(神奈川)の“早慶”が大会史上初めて同時出場することになった。

 21世紀枠には利府(宮城)彦根東(滋賀)大分上野丘(大分)の3校が選出された。利府は春夏を通じて初の甲子園。彦根東は56年ぶり、大分上野丘は60年ぶりで、ともに選抜大会は3度目の出場となる。

 利府は地域密着の活動や昨秋の東北大会ベスト4の実力が評価された。彦根東と大分上野丘は実力のほかに、文武両道を追い求める姿勢が高い評価を受けた。近畿勢から21世紀枠校が選出されたのは初。

 一般選考では33年ぶり出場の習志野(千葉)や春3度の優勝を誇る箕島(和歌山)のほか中京大中京(愛知)PL学園(大阪)などが選ばれた。初出場は花巻東(岩手)福知山成美(京都)など5校。

 組み合わせ抽選会は3月13日に行われる。

出場校一覧
地域 校名 都道府県 出場回数
北海道

鵡川 北海道 5年ぶり3度目
東北

光星学院 青森 3年ぶり4度目
花巻東 岩手 初出場
関東

慶応 神奈川 2年連続8度目
習志野 千葉 33年ぶり3度目
前橋商 群馬 12年ぶり3度目
高崎商 群馬 3年ぶり3度目
下妻二 茨城 初出場
東京

国士舘 東京 6年ぶり8度目
早実 東京 3年ぶり19度目
北信越

日本文理 新潟 2年ぶり3度目
富山商 富山 14年ぶり5度目
東海

中京大中京 愛知 2年連続29度目
掛川西 静岡 15年ぶり4度目
近畿

天理 奈良 2年連続19度目
PL学園 大阪 3年ぶり20度目
金光大阪 大阪 7年ぶり2度目
福知山成美 京都 初出場
箕島 和歌山 18年ぶり9度目
報徳学園 兵庫 2年ぶり17度目
中国

倉敷工 岡山 34年ぶり10度目
南陽工 山口 3年ぶり4度目
開星 島根 初出場
四国

西条 愛媛 4年ぶり6度目
今治西 愛媛 3年連続11度目
九州

清峰 長崎 3年ぶり2度目
神村学園 鹿児島 4年ぶり2度目
明豊 大分 2年連続2度目
興南 沖縄 26年ぶり3度目
21世紀枠
利府 宮城 初出場
彦根東 滋賀 56年ぶり3度目
大分上野丘 大分 60年ぶり3度目

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2009年1月11日 (日)

4会長支えた高野連・田名部参事5月退任

日本高野連・田名部和裕参事(62)が今年5月に退任することが5日、分かった。60歳の定年を迎える前年の05年、事務局長から参事に異例の異動。実質定年を延長し、運営を支えてきた。同高野連はこの日が仕事始め。昨年11月就任の奥島孝康会長(69)による新体制が本格的に始まったこともあり、田名部参事は5月の評議員会で41年にわたる業務に区切りをつけることになった。

 関大野球部出身の田名部参事は69年、第6代事務局長に就任。佐伯達夫氏に始まり、牧野直隆氏、脇村春夫氏、奥島氏と4代の会長を支えてきた。95年の阪神淡路大震災で選抜大会の開催が危ぶまれた際には、牧野会長を助けて開会にこぎつけた。一昨年春に表面化した特待生問題は、脇村会長を支え解決に尽力。春夏甲子園の大会運営、他のアマ野球団体との連携業務などを担当した名物事務局長だった。今後は昨年4月就任の小森年展事務局長が奥島体制を支える。

 [2009年1月6日9時19分 紙面から]

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田名部参事が退任…高野連一筋40年  

日本高野連・田名部和裕参事(62)が、5月で退任することが6日、明らかになった。同月の評議委員会で正式決定する見込み。田名部参事はこの日、大阪市内の中沢佐伯記念野球会館で取材に応じ、「60歳前に、定年を3年間延長してもらった。役員の任期が満了ということです」と以前からの既定路線であることを強調した。

 田名部参事は、関大卒業後の1968年に日本高野連に入り、93年に事務局長、2005年に参事に就任。佐伯達夫氏から、昨年11月末に就任した奥島孝康氏まで、4人の会長を支えた。

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鵡川・西藤、いきなりの35球で全開始動

昨秋の全道高校野球大会を制し、今春のセンバツ甲子園(3月21日開幕)出場を確実にしている鵡川野球部が5日、同高の室内練習場で始動した。エースの西藤昭太(2年)は初投げからいきなり捕手を座らせ35球の投げ込みを敢行するなど、ナインはエンジン全開だ。

 今年の鵡川は例年になく雪が多い。大みそかの夜に30~40センチ積もり正月明けにこれだけの雪が残るのはこの10年では初めてという。そのためナインは午前中、雪かきに精を出した。

室内での練習前、森泰一主将(2年)は「甲子園で勝つために、けがしないよう集中して練習に取り組もう」とあいさつした。森は「いつもと違う雰囲気だった」と、今年にかけるナインの気持ちを感じ取っていた。

 昨年末、明治神宮大会2勝でゆるんだナインの気持ちを締め直す出来事があった。5年前のセンバツ甲子園の試合をみんなでビデオ観戦した時のこと。先輩たちのきびきびとした動きに、ナインは「すべて今のままではいけない」(森主将)ことを悟った。「自分たちはまだまだ甘い」。その日から目の色が変わった。

エース西藤は早くも投げ込みを開始。ひじの下がった投げ方を見直し、負担をかけないフォームを模索中だ。現在96~97キロはある体重はベストの88キロに絞る予定。勝負の年を迎えたエースは「自信のある制球力を見てほしい」と気合十分だ。一方の4番柳田恭平(2年)は打撃フォームを改造中。グリップの位置を変え、今は「調子が悪い」というが、無駄な動きをなくそうと必死だ。

 佐藤茂富監督(68)は「3、4、5番(西藤、柳田、森)はさらにグレードアップした。ティー打撃をやらせても、練習に来たJR北海道とそん色ない」と手応えを感じている。シシャモ打線は今年も万全。09年を鵡川一色に染めるべく、まずは今月23日、センバツ出場の吉報を待つ。

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日本高野連の田名部参事が退任へ

日本高野連の田名部和裕参事(62)がことし5月に退任することが6日、分かった。同月に開催する評議員会で正式に決まる見通し。

 田名部参事は関大を卒業した1968年に高野連に入り、93年に事務局長に就任。2005年から参事となった。第3代会長の佐伯達夫氏から現在の奥島孝康会長まで4人の会長を支え、抜群の実務能力で高校野球の特待生制度問題の解決などに取り組んできた

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利府が祈願‼21世紀枠で初甲子園

今春センバツの21世紀枠の東北地区候補校となった利府(宮城)が4日、学校近くの青麻(あおそ)神社に初詣でし、甲子園出場の実現を祈った。毎年恒例の年末年始アルバイトを中止し、ナインは「個人リポート」で野球を意識したまま年越し。OBや家族の協力も得て、同校初の夢舞台へ準備を進めている。ナインは初詣での後、学校で09年初練習も行い汗を流した。

 午前9時。利府ナインは学校から約5キロ離れた青麻神社に向けて、ジョギングで出発した。84年の創部以来、夏の県大会前には欠かさず、おはらいも受ける親しみある神社。到着した部員は、1人ずつ手を合わせた。「甲子園に出られるように、お願いしました」と遠藤聖拓主将(2年)。その足で再び学校に戻ると早速、新年最初の練習で体を動かした。

 センバツ出場決定を想定し、新春を迎えた。同校ナインは毎年、12月下旬から正月明けまで約2週間、遠征費や合宿費捻出(ねんしゅつ)のため年賀状配達のアルバイトを行うが、今回は年末12月28日まで練習。年明け3日まではオフとなったが小原仁史監督(45)は「個人リポート」と題し全員に、自宅での自主練習の計画書や達成度などを書かせる、報告書の提出を義務づけた。

 このリポートは、センバツ出場が決定した際にメンバー選考の参考にするという。この日、部員の顔を見た小原監督は「みんな、例年とは心構えが違う。いい期間になったと思う」。わずか6日間のオフでも、部員に競争意識を植え付けることで、モチベーションの維持に成功したようだ。

 春の甲子園出場が決まれば、2月中旬には合宿も行う。その費用は父母会が協力して出すという。また、この日は遠藤の兄で、OBの遠藤貴紀(日体大1年)が練習の手伝いに訪れた。「周りの人も期待してくれている。もし出場が決まったら、優勝を目指して頑張りたい」と遠藤主将。夢舞台に立つ日を信じて、突き進む。

 [2009年1月5日11時33分 紙面から]

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2009年1月 5日 (月)

奈良・郡山の森本監督がナインに今夏勇退報告

高校野球の名門・郡山(奈良)を春夏通算11度甲子園出場に導き、今夏の選手権大会後に勇退する森本達幸監督(74)が4日、大和郡山市内の同校で始動した全部員を集め「今年の夏で僕は引かせてもらう」とあいさつ。47年間の監督生活に終止符を打つことを明かした。

 今春のセンバツ出場は絶望的で、2000年以来、9年ぶりとなる夏の甲子園への挑戦は、昨秋の近畿大会を制した天理が最大のライバルになる。大杉正夫遊撃手(2年)は「(森本監督体制での)最後の主将なので、重圧はあります」と気を引き締めた。

 「後輩のお前らによって、最後の花を咲かせてもらいたい。今年は初めから鬼になる。(甲子園に)連れてってくれよ!」とげきを飛ばした名物監督。いよいよラストイヤーが始まった。

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急がば回れ…甲子園優勝部長の指導者挑戦 今年の初夢、見ましたか?

 2009年の私の初夢は、「夢って何だろう?」と必死に考えている自分の姿の夢でした。「40代半ばになって、夢といってもなあ…」1月2日の朝はそんなことを考えながら目覚めました。

 年賀のあいさつのつもりの電話は、思わぬ長電話になってしまいました。

 「今年は2年目やから、去年よりはいい結果が出せたらなあ、と思っています」そんな今年の目標を話してくれたのは、大阪の履正社医療スポーツ専門学校野球部・森岡正晃GM兼監督(ふだんは「森岡先生」と呼んでいるのですが…)でした。この学校はスポーツや医療の現場のトレーナー、野球やサッカーの指導者、鍼灸師など、医療やスポーツで社会貢献する人材を育成する専門学校で、甲子園経験のある履正社高校と同じ学校法人になります。森岡先生は、昨年からウエルネススポーツ科野球コースで教壇に立つと同時に、硬式野球部を指揮しています。

 出会いは18年前の8月でした。入社4年目、27歳の駆け出しアマチュア野球担当の私は連日、甲子園に通っていました。初出場の大阪桐蔭が、のちに阪神にドラフト1位で入団する主砲・萩原誠を中心に、圧倒的な強さで優勝まで一気に駆け上りました。私より2歳年上の森岡先生は当時、このチームの部長でした。毎日のように顔を合わせて色んな話をする中で、今でも忘れられない言葉があります。それは沖縄水産との決勝戦直前、打撃練習の一塁側ベンチでのことでした。

 「私は自分の師匠に、『自分の学校へ来てほしいと思う選手には、自分の恋人に話すように接しなさい』と言われたんです。その教えは守っているんです」振り返ればあの時、森岡先生が「一緒に日本一になろう」と声をかけ、その人柄を慕って集まってきた選手ばかりでした。野球に対する思いはもちろん、部長としての選手への愛情、教師としての生徒への情熱に感嘆せずにはいられませんでした。

 PL学園時代に主将を務めた森岡先生ですが、甲子園経験はありませんでした。2年上のチームは西田真二投手(現四国九州アイランドリーグ香川監督)と木戸克彦捕手(現阪神ヘッドコーチ)のバッテリーで夏の甲子園で初の日本一に輝きました。1年先輩は小早川毅彦一塁手(現広島1軍打撃コーチ)を4番に、センバツでベスト4に進出しました。1年下は吉村禎章主将(現巨人2軍監督)のもと、センバツで優勝を遂げています。まさに強豪の"谷間の世代"の選手でした。進学した近大時代から「将来は指導者に」と考えていました。PL学園時代の鶴岡泰監督(現姓山本、現マリナーズ・スカウト)が、大産大付、系列の大阪桐蔭の監督を務めた縁で、大阪桐蔭に赴任したのでした。

 ところが…。

 「いつかは、自分も監督として甲子園に」と、抱いていた熱い夢が実ることはありませんでした。学校内の事情で日本一の翌年には野球部を外れ、ラグビー部の部長になりました。会うたびに、「どっか、高校野球の監督の話ないですか?」とたずねられました。それでも、全く素人のはずのラグビー部では、野球で培った人脈を生かし、メディカル面で花園出場をアシストしました。その情熱の注ぎようは、野球部長時代と何ら変わりはありませんでした。同時に「絶対役に立つ」と、すでに持っている社会の教員免許のほかに、体育の免許を取得しようと、普段の勤務の傍ら、大体大の聴講生として教職課程を学びました。

 ある日、大阪桐蔭のサッカー部出身の息子さんを持つお母さんと知り合う機会がありました。ふと、森岡先生の話になり、「本当に先生には、息子がお世話になったんですよ」と聞いて、変わらない人柄に妙に納得したこともありました。

 そんなこんなで10年以上過ぎた一昨年の秋、突然の報告が届きました。「大阪桐蔭辞めて、履正社の専門学校でお世話になることになりました」40代半ばで転職する思い切りはもちろん、「野球の指導者に戻りたい」という思いを持ち続けていたことに驚かされました。

 現在の野球部は1991年の甲子園Vメンバーの遊撃手だった元谷哲也さんがヘッドコーチを務めています。さらに、森岡先生の人脈で、コーチには、教え子の今中慎二さん(元中日)や高校の大先輩、加藤秀司さん(元オリックス2軍監督)、さらには大石清さん(元阪神コーチ)といった豪華な面々が名を連ね、定期的に指導にあたっているとのことです。専門学校は日本野球連盟に所属しているため、社会人とも対戦するだけに、何とも心強いスタッフです。昨年は7月の全国専門学校硬式野球交流大会で優勝しました。「今年は社会人にも勝たないといけませんね」と私が投げかけると、「楽しみな選手もいるし、それも大事なことやけど、もっとやっていきたいこともあるんですよ」と返ってきました。

 昨年11月には、吉田えり投手が合格して話題になった関西独立リーグのトライアウトに、選手たちはボランティアで打撃投手などのアシスタントを務めました。ボーイズリーグの試合に女子マネジャーがウグイス嬢として出かけることもあるそうです。また、2年間の専門学校を終えると、将来のプロを目指して大学や社会人に進む選手ももちろんいます。学んだことを生かしてトレーナーなどの道に進む選手もいれば、野球中継のCGを担当する仕事に就いた選手もいました。今年卒業する女子マネジャーは、独立リーグの運営に携わることになったそうです。「来年度は、審判を養成するカリキュラムも作ろうかなと思ってます」と森岡先生は言います。「野球界を裏から支える人間ももっともっと育てていこう、と思っているんですよ」と続けた言葉には、そう、あの18年前の夏のような"輝き"がありました。

 あの頃描いていた夢とは、少しばかり形が違うかもしれません。それでも、森岡先生はひとつの"目的地"にたどり着こうとしているのではないでしょうか。甲子園を目指す高校野球ではないにしろ、選手と一緒に勝利を追い求める「野球の指導者になる」というひとつの夢はかないました。そして私には、盛岡先生のもうひとつの夢が見えたような気がしました。

 誰もがいつまでも選手としてプレーし続けられるわけではありません。「いつまでも野球にかかわっていたい」という思いを持った選手の居場所をつくることこそが、野球の底辺拡大につながる、という考えは、長く野球を離れ、他のスポーツに携わっていたからこそ、気づいたことなのかもしれません。回り道があったからこそ見えてきたその場所へ、今年は13日から練習を始めるということです。

 ちなみに…。

 「急がば回れ」とは江戸時代の東海道に由来しているようです。東海道の宿場町、現在の滋賀県草津市にひとつの道しるべがありました。江戸から京都へ向かう時に出会うその道しるべは、左は東海道の正規のルートを、右は琵琶湖の湖畔へと続く近道を示していました。正規の東海道を通れば、琵琶湖の南東部をぐるりと迂回しなければならないのに対し、琵琶湖を帆掛け舟で渡れば対岸の大津までたった3キロ。しかし、先を急ぐ人には人気がなかったということでした。琵琶湖の西の比叡山から吹き降ろす強い風で、船がなかなか進まなかったということから、「目的に早く到達するには危険をはらんだ"近道"より、少々"遠回り"しても安全確実な手段を選んだ方が結果的に早い」という意味で使われるようになったと言われています。

スポーツ報知 関西コラム

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利府、センバツ出場信じて新年炎の初練習!

吉報を待つ。第81回選抜高校野球大会(3月21日から12日間、甲子園)の、東北地区の21世紀枠候補校に選ばれた利府(宮城)が4日、宮城郡利府町の同校グラウンドで新年初練習を行った。春夏通じて初の甲子園出場へ、部員たちは熱のこもった自主練習を実施。23日の出場校発表を、指折り数えて待っている。
選抜出場を信じる部員たちが、引き締まった表情でバットを振り、ボールを追った。21世紀枠候補校に選ばれた利府が、09年初始動だ。

 「初めてこういう状況で迎える練習だし、例年と心構えは違うと思う」

 小原仁史監督が語った。公立校ながら昨秋の宮城県大会で初優勝。初めて出場した東北大会も4強に進出した。好成績に加え、通学路の清掃活動などが他校の模範と判断されて21世紀枠候補校に選出。甲子園出場が近くまで迫ってきた。

 「みんな早く野球がしたい、という顔をしていた。ここから競い合っていきたい」

 遠藤聖拓主将が部員たちの変化を感じ取った。練習前には毎年恒例である、学校から約5キロ離れた青麻神社へ往復10キロのランニングを敢行。部員全員でお参りし、選抜出場を祈願した。

 これまで年末年始は年賀状配達のアルバイトを行っていたが、昨年末は21世紀枠候補校に選ばれた関係で“免除”。「バイトがなかったから、毎日野球のことを考えていた」と遠藤主将が振り返るように、全体練習が休みの12月29日から3日の間も、部員たちは自主的にグラウンドへきて体を動かした。すでに気合は十分だ。

選抜出場が決まれば、2月中にも温暖な地域で合宿を予定。チーム一丸となり、万全の状態で甲子園へと向かっていく。

 「(全国出場した他の部から)行きたい、と思っていたところに一回行くと、もう一回行きたいと思えてくると聞いた。次につながる、いろいろな経験ができるはず」

 小原監督が選抜への思いを語れば、遠藤主将も「(23日の発表が)待ち遠しいです」と笑顔をみせた。甲子園出場という朗報を心待ちにしながら、利府の09年がスタートした。
21世紀枠
 秋季都道府県大会8強以上(参加校の多い地域は16強)で、部員不足や過疎などの困難な条件を克服したり、他校の模範となるなど戦力以外の特色を加味して選出する。第73回大会(01年)から設けられ、これまでは2校(昨年は記念大会のため3校)だったが、希望枠の撤廃に合わせて今春の選抜大会から1校増の3校となる。都道府県連盟ごとに推薦された候補校を地区別9校に絞った後、東西両地区に分類。はじめに東西から1校ずつ選び、残り1校を選考で決める。

利府(りふ)
 1984(昭和59)年創立。普通科、スポーツ科学科からなる公立共学校で、生徒数は833人(うち女子462人)。野球部も学校と同じ84年創部で、甲子園出場は春夏ともになし。所在地は宮城郡利府町青葉台1の1の1。菊地茂樹校長。

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利府「センバツ出場」神頼み…21世紀枠つかみます

今春のセンバツ高校野球21世紀枠の、東北地区候補校に選ばれた利府(宮城)が4日、練習をスタートさせた。部員54人はまず、往復の距離を走って、学校近くの青麻(あおそ)神社に初詣で。「センバツ出場」を祈願した後、今年の“打ち初め”に励んだ。

 「甲子園に行けることを神様にお願いしました。甲子園で、まず1勝。そして、優勝まで。個人的にはチームに貢献できるように」と主将の遠藤聖拓(2年)。準備万端だ。例年、年明けは6日までオフだが、センバツ出場が懸かる今年は2日早く始動。昨年12月29日~1月3日までのオフ期間も、連日10人以上の部員が自主的にグラウンドで汗を流してきた。

 始動となった、この日、外野ノックやトス打撃などで約5時間、みっちり練習したナイン。小原仁史監督(45)も「皆、例年と心構えが違う。準備はしておきたい」ときっぱり。あとは全国9校の候補校から、21世紀枠3校が選ばれる23日の選考委員会を待つだけだ。

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2009年1月 4日 (日)

郡山・森本監督が今夏勇退へ

高校野球の名門、郡山(奈良)で春夏合計11度の甲子園出場に導いた森本達幸監督(74)が今夏の選手権大会を最後に勇退することが3日、分かった。すでに関係者や選手にも意向を伝えている。後任は未定。同監督は4日に奈良・大和郡山市内の同校グラウンドで始動。「最後の夏」へ向けて、スタートを切る。

 47年にわたって高校球界で活躍する名物監督が、ついにユニホームを脱ぐ。森本監督はスポーツ報知の取材に「今度の夏で辞めます。70歳で辞めようと考えていた。もう一度甲子園に出ようと続けてきたが、今のチームは新3年だけでなく新2年もいい選手が多いので、いい状態の時に後進に譲りたい」と勇退に至った心境を語った。

 同監督は関大時代、主力投手として慶大・藤田元司(元巨人監督、故人)、立大・長嶋茂雄(現巨人軍終身名誉監督)らと対戦した。2学年後輩の村山実(元阪神監督、故人)、上田利治(元オリックス監督)ら、のちにプロの世界で活躍する選手にとっても、あこがれの左腕だった。

 大学卒業後は社会人を経て、家業の洋品店兼卸売店を継ぐつもりだったが、郡山の6度に及ぶ野球部監督就任要請を受け、63年に監督に就任した。天理、智弁学園など強豪私学がそろう中、甲子園に春夏合わせて11度出場。71年夏に4強入りするなど、甲子園通算11勝(11敗)を挙げている。星野JAPANのスコアラーを務めた福田功氏(55)や阪神・中村泰広投手(30)らプロ野球選手も育成した。

 在任中は強豪校からの就任要請も多数あったがすべて断り、同一校で一度もリタイアせずに47年間も指導を続けた。2003年には日本高野連の「イヤー・オブ・ザ・コーチ」に輝き、2006年には練習試合を含め、采配した試合が通算4000試合を超えた。同校は今春のセンバツへの出場は絶望となっており、00年夏以来、9年ぶりの甲子園出場のチャンスはあと一度だけ。「(選手権奈良大会決勝が行われる)橿原球場で最後にうれし泣きしたい。もう一度、甲子園でノックするのが夢」と見据える74歳監督は、4日に同校のグラウンドで今年の練習を始動させる。最後の夏へ向かって、いよいよ走り始める。

 ◆森本達幸(もりもと・たつゆき)1934年11月6日、奈良県大和郡山市生まれ。74歳。郡山での高校時代は甲子園出場なし。関大では1年から主力投手として登板し、4年時に大学選手権優勝。社会人の京都大丸を経て、63年4月に郡山の監督に就任。甲子園には春6度、夏5度出場し、通算11勝。

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夏の選手権で森本監督勇退…奈良・郡山高校

高校野球の名門・郡山(奈良)で春夏合計11度の甲子園出場に導いた森本達幸監督(74)が、今夏の選手権大会を最後に勇退することが3日、わかった。すでに関係者や選手にも意向を伝えている。後任は未定。同監督は4日に奈良・大和郡山市内の同校グラウンドで始動。「最後の夏」へ向けて、スタートを切る。

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2009年1月 1日 (木)

高校野球:九州地区県大会 22日 /長崎

 ◇第123回九州地区高校野球県大会(22日)
 ▽2回戦(佐世保)

海星    8-7 佐世保実

 ▽3回戦(県営)

清峰    8-1 西陵

 (八回コールド)

波佐見   9-2 長崎工

 (八回コールド)

 ▽同(佐世保)

諫早    4-2 鹿町工

鎮西学院 11-0 長崎南

 (七回コールド)

〔長崎版〕

毎日新聞 2008年9月23日 地方版

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高校野球:九州地区佐賀大会 22日 /佐賀

 ◇第123回九州地区高校野球佐賀大会(22日・佐賀ブルースタジアムなど)
 ▽1回戦

佐賀西  9-1 嬉野

 (七回コールド)

唐津南 11-1 致遠館

 (六回コールド)

 ▽2回戦

小城   8-1 唐津青翔

 (七回コールド)

鹿島実 10-3 佐賀商

 (八回コールド)

杵島商 14-0 太良

 (五回コールド)

武雄   8-6 鹿島

厳木   2-1 佐賀農

毎日新聞 2008年9月23日 地方版

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高校野球:秋季中国地区大会県予選 22日 /山口

 ◇秋季中国地区高校野球大会県予選(22日・県内4球場)
 ▽1回戦

岩国商  2-0 柳井商工

高水   5-4 高森

 (延長十二回)

光丘   8-1 大島商船

 (七回コールド)

光    5-4 周防大島

徳山商工 3-0 新南陽

下松   2-1 防府西

高川学園 5-1 桜ケ丘

宇部西  4-2 宇部高専

宇部鴻城 3-0 萩

慶進   6-1 宇部工

宇部商  8-1 宇部

 (七回コールド)

青嶺   8-8 厚狭

(延長十五回引き分け再試合)

豊浦   8-0 早鞆

 (七回コールド)

下関西  7-1 下関中央工

〔山口版〕

毎日新聞 2008年9月23日 地方版

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秋の高校野球:県大会 市尼崎と報徳、2回戦へ進出 /兵庫

 08年度秋季県高校野球大会(県高野連主催)は22日、順延になった1回戦8試合のうち2試合が高砂市の高砂球場であった。市尼崎と夏の甲子園8強の報徳学園がそれぞれ勝ち進んだ。23日は1回戦6試合、2回戦9試合が予定されている。

 ▽1回戦

 ◇…高砂…◇
宝塚東

  000000000=0

  13010000×=5

報徳学園

 (宝)山中、田嶋-稲田

 (報)井奥、宮本-平本

▽三塁打 辻(報)

▽二塁打 平本、辻、籾山(報)

西宮東

  010400000=5

  21100104×=9

市尼崎

 (西)上野、大旗、松本-平瀬

 (尼)中村、巻木-谷畑、新井

▽三塁打 大旗(西)三木(尼)

▽二塁打 新井、宮田(尼)

〔神戸版〕

毎日新聞 2008年9月23日 地方版

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高校野球:秋季近畿地区大会府予選 日程を変更 /大阪

 府高野連は22日、開催中の08年度秋季近畿地区高校野球大会府予選の日程変更を発表した。21日に開催予定だった3回戦8試合が雨天中止となった影響で、23日開催の試合を変更した。新たな日程は次の通り(会場、時間、組み合わせの順)。

 【23日】萩谷球場9・00摂津-太成学院大高▽同11・10狭山-金光大阪▽同13・20泉尾工-交野▽履正社茨木10・00大阪桐蔭-履正社▽同12・10関西大倉-常翔学園▽花園球場9・00関大北陽-浪速▽同11・10桜塚-上宮▽同13・20桜宮-大商学園▽阪南大高10・00関西創価-阪南大高▽同12・10箕面東-市岡▽大商大堺10・00羽曳野-大商大堺▽同12・10岸和田産-関大一▽上宮太子10・00泉南-かわち野▽同12・10上宮太子-生野工

毎日新聞 2008年9月23日 地方版

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秋の高校野球:府大会 京都翔英、コールド勝ち /京都

 秋季府高校野球大会2次戦は第2日の22日、前日に降雨のため順延となった2回戦4試合が太陽が丘球場(宇治市)などであった。京都翔英、久御山はそれぞれコールド勝ちで3回戦進出を決めた。

 ▽2回戦

京都翔英 100065=12

福知山  000000=0

 (六回コールド)

 (京)佐藤-前田

 (福)倉橋、高橋-福家

▽本塁打 前田(京)

▽三塁打 前田(京)

▽二塁打 星野2(京)

塔南

  100060003=10

  000400010=5

京都明徳

 (塔)森脇-蓮田

 (京)柴田-柳

▽二塁打 田中、中村、廣谷、内田(塔)

久御山  0001072=10

京都国際 0020010=3

 (七回コールド)

 (久)川合、内山-沢田

 (京)稲葉、崔-金鐘

▽二塁打 北尾、沢田、仲川(久)稲葉、徐、金鐘、長見(京)

京都共栄

  201001001=5

  10520000×=8

洛北

 (京)石倉、荻野-福井

 (洛)足立-森本

▽本塁打 蘆田2(京)

▽三塁打 大石(洛)

▽二塁打 大石(洛)

毎日新聞 2008年9月23日 地方版

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秋の高校野球:県大会 順延で日程変更、4試合きょうに /滋賀

 秋季近畿地区高校野球県大会(県高野連主催)は23日、雨で21日に中止となった2回戦4試合を皇子山球場(大津市)と県立彦根球場(彦根市)で実施する。これに伴い、変更になった23、27両日の日程は次の通り。

 【23日】《2回戦》北大津-日野(9時、皇子山)▽国際情報-膳所(11時半、同)▽安曇川-近江(14時、同)▽大津-八日市南(9時、彦根)《3回戦》河瀬-彦根工(11時半、同)▽草津東-伊吹(14時、同)

 【27日】《3回戦》彦根翔陽-甲西(9時、皇子山)▽大津商-彦根東(11時半、同)▽八幡工-近江兄弟社(14時、同)▽八幡商-綾羽(9時、彦根)▽北大津・日野の勝者-国際情報・膳所の勝者(11時半、同)▽安曇川・近江の勝者-大津・八日市南の勝者(14時、同)

毎日新聞 2008年9月23日 地方版

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高校野球:秋季北信越地区県大会 4強が出そろう /長野

 第119回秋季北信越地区高校野球県大会は22日、準々決勝4試合があ

り、4強が出そろった。東海大三は夏の甲子園大会出場の松商学園にコール

ド勝ち。他に佐久長聖などが勝ち上がり、いずれも各地区予選1位の4校が

駒を進めた。

 23日は長野オリンピックスタジアムで準決勝2試合がある。

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 ▽準々決勝

 【長野オリンピックスタジアム】

長野日大 41045=14

松本第一 00120=3

 (五回コールド)

 (長)堀越、佐藤丞-小林

 (松)村上、福沢、下山、山田-宇部

▽三塁打 平栗(長)

▽二塁打 平林、堀越(長)

松代

  200000010=3

  21000200×=5

武蔵工大二

 (松)倉石-山田

 (武)長岡、福條-古田

▽三塁打 押見(武)

▽二塁打 倉石(松)長岡(武)

 【県営上田野球場】

長野

  000200000=2

  00112210×=7

佐久長聖

 (長)伊藤、西沢弘、西沢裕-関

 (佐)遠藤、斉藤-雫田

▽三塁打 児玉(長)春原(佐)

▽二塁打 関(長)

東海大三 441001=10

松商学園 000000=0

 (六回コールド)

 (東)百瀬-功刀

 (松)伊東、平間-吉瀬

▽三塁打 高森(東)

▽二塁打 百瀬、名取、長嶋(東)中村、井領(松)

毎日新聞 2008年9月23日 地方版

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秋季高校野球:長野 22日

 (22日)

 ◇長野
 ▽準々決勝

 長野日大 14-3 松本第一、武蔵工大二 5-3 松代、佐久長聖 

7-2 長野、東海大三 10-0 松商学園

毎日新聞 2008年9月23日 東京朝刊

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高校野球:秋季関東地区県大会 小瀬の第3試合、24日午前に変更 /山梨

 第61回秋季関東地区高校野球県大会(毎日新聞甲府支局後援)で、県高野連は、23日予定の5試合を4試合にするなどの日程変更を発表した。他の大会が雨天順延となり、県営小瀬球場(甲府市)の使用日程が変わったためで、小瀬の第3試合(北杜-身延)を24日午前10時に変更した。

 23日は小瀬で3試合、富士吉田市の県営富士北麓(ほくろく)球場で2試合を予定していたが、今回の変更で、小瀬の第1試合(増穂商-東海大甲府)は午後0時半から、第2試合(塩山-日川)は午後3時から開始となる。

 富士北麓は予定通り、第1試合(帝京第三-山梨学院大付)が午前9時半から、第2試合(甲府城西-甲府商)が正午から行われる。

毎日新聞 2008年9月23日 地方版

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秋季高校野球:県大会地区予選 雨で21試合順延 /埼玉

 秋季高校野球県大会(県高野連など主催、毎日新聞社後援)地区予選は22日、南地区の2回戦3試合を行った。雨のため、東地区5試合、西地区4試合、南地区6試合、北地区6試合の計21試合が23日以降に順延された。

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 ▽2回戦

【南地区】

市川口 003306=12

浦和商 000000=0

 (六回コールド)

大宮光陵

  200000000=2

  30100002×=6

南稜

いずみ 001000000=1

武南  11001002×=5

毎日新聞 2008年9月23日 地方版

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高校野球:秋季県大会 12試合が雨天順延 /千葉

 第61回秋季県高校野球大会(県高野連主催、毎日新聞社など後援)は2日目の22日、市原市臨海球場で1回戦1試合と2回戦2試合の3試合が行われた。予定されていた県野球場(千葉市稲毛区)など5球場12試合は雨天の影響で順延になった。

 夏の甲子園に東千葉代表で出場した木更津総合は、先制を許したものの、五~七回に1点ずつ奪うなどして逆転、5-2で四街道を破った。そのほか、若松、柏陵が勝ち進んだ。

 23日は県野球場などで1、2回戦8試合が行われる予定。

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 【1回戦】

木更津総合 5-2 四街道

 【2回戦】

若松 14-0 大多喜

 (五回コールド)

柏陵  6-4 木更津

毎日新聞 2008年9月23日 地方版

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秋の県高校野球:きょう3回戦 白鴎大足利など、8強かけ激突 /栃木

 第61回秋季県高校野球大会(県高野連主催、毎日新聞社など後援)は23日、3回戦8試合が県内4球場で行われる。シード6校を含む勝ち残った計16校がベスト8入りを競う。

 シード勢の中では、夏の栃木大会準優勝の宇都宮南は、矢板中央と激突。同大会ベスト4の文星芸大付は、黒磯と対戦する。今夏の甲子園出場校、白鴎大足利は新チームになって今大会のシードを逃していたが、1、2回戦は危なげなく勝ち上がり、8強入りをかけて石橋と戦う。

毎日新聞 2008年9月23日 地方版

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高校野球:秋季関東地区県大会 組み合わせ決まる /茨城

 27日に開幕する第61回秋季関東地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞水戸支局など後援)の組み合わせ抽選会が22日、水戸市中央1の水戸市民会館であった。

 大会には県北、水戸、県西、県南の4地区予選を勝ち抜いた28校と、夏の甲子園に出場した常総学院の計29校が出場する。抽選会では出場校の監督・部長らの投票で下妻二、藤代、水戸桜ノ牧、常総学院の4校がシードに決まった後、残る25校がくじを引いた。

 大会はひたちなか市民球場など4球場で行われ、10月5日に決勝が予定されている。

 県大会の上位2校は、来春の選抜高校野球出場校選考の重要な資料となる関東大会(神奈川県で11月1日開幕)に出場する。

毎日新聞 2008年9月23日 地方版

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秋季高校野球県大会:聖光・日大東北が決勝へ、東北大会出場決定 /福島

 ◇田島と福島商で第3代表決定戦
 来春のセンバツにつながる第60回秋季東北地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞社など後援)は22日、福島市の県営あづま球場で準決勝2試合があり、聖光学院と日大東北が勝利した。両校は決勝進出を決め、東北大会への出場権も獲得した。

 東北大会には上位3校が出場でき、聖光学院は3年連続9回目、日大東北は2年ぶり6回目となる。

 23日は午前9時半から、田島と福島商の第3代表決定戦があり、正午から聖光学院と日大東北が決勝で争う。

 【県営あづま球場】

 ◇遠藤、10奪三振完投
 ▽準決勝

田島

  001000001=2

  20100400×=7

聖光学院

 (田)安斎、伊藤、小椋、安斎-渡部直

 (聖)遠藤-竹沢、西上

▽二塁打 斉藤(聖)

 聖光学院は遠藤が7被安打、10奪三振で完投した。打線は一回、山口の中前適時打で2点を先制し、三回には2四死球から1点を追加。六回にも竹沢や斉藤の適時打、相手投手の暴投で4点を挙げた。田島は三回に伊藤の適時打、九回には安斎の適時打で各1点を返したが、打線が続かなかった。

 ◇打たせて取る投球
 ○…聖光学院の遠藤昌史投手(1年)は、今夏の甲子園で活躍した仲田浩人選手(3年)に教わったチェンジアップを中心に、打たせて取る投球を心掛けたという。「コーナーに球を集めた。普段と変わらない投球」と、準決勝の重圧を感じさせなかった。「東北大会に出場でき、ほっとしたが、まだ決勝が残っている。強い相手ほど力が出る。早く決勝を戦いたい」と連投にも意欲を見せた。

 ◇七回に勝ち越し
 ▽同

日大東北

  000100301=5

  100000000=1

福島商

 (日)有馬-高田

 (福)大橋、篠木-熊坂

▽三塁打 嘉斎(日)

▽二塁打 有馬(日)

 中盤まで息詰まる投手戦となったが、日大東北が終盤に試合を決めた。1点を追う日大東北は四回、三塁打の嘉斎を浜尾のスクイズで還し同点に。七回には2四球などで満塁とし、新田の内野ゴロや有馬の右中間二塁打で3点を挙げて勝ち越した。有馬は5被安打で完投。福島商は一回、安藤のスクイズで先制したが、四回以降は二塁を踏めなかった。

 ◇ミスに声落とす
 ○…福島商の安藤誓士遊撃手(2年)は「してはいけないミスだった。本当に情けない」と声を落とした。同点で迎えた七回表1死満塁のピンチ。日大東北の新田光選手(同)の二ゴロで併殺を狙ったが、一塁への送球が高く外れた。走者が次々と本塁へ還る姿に「うそであってほしい」。動揺する気持ちは尾を引き、八、九回にもエラーが続いた。「優勝が目標だった。全部自分の責任です」とうなだれる安藤選手に、菅原裕一監督は「切り替えるしかない。明日の試合に全力を」と奮起を促した。

毎日新聞 2008年9月23日 地方版

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秋季高校野球:福島 22日

 (22日)

 ◇福島
 ▽準決勝

 聖光学院 7-2 田島、日大東北 5-1 福島商

 (勝者は東北大会へ)

毎日新聞 2008年9月23日 東京朝刊

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高校野球:秋季東北地区県大会 8強、出そろう /秋田

 第60回秋季東北地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞秋田支局など後援)は第2日の22日、秋田市のこまちスタジアムと市営八橋球場で2回戦残り6試合があり、8強が出そろった。各地区大会1位の明桜、大曲工、能代は、それぞれ大曲、合川、秋田工を降し、順当に勝ち上がった。準々決勝は23日に行われる。

 ◇こまちスタジアム
 ◇明桜、加賀が先制打
 ▽2回戦

大曲 000100000=1

明桜 00200212×=7

 (大)加藤-佐々木

 (明)二木、小番-加賀

▽三塁打 二木(明)

▽二塁打 小番、二木、加賀(明)

 明桜は三回に加賀、小番の連続二塁打で2点を先制。六回には大塚の内野安打などで差を広げた。大曲は四回、佐藤信の安打で1点を返したが、相手投手を打ち崩せなかった。

 ◇秋田南がサヨナラ
 ▽同

横手

  0002012040=9

  2002000501=10

秋田南

 (延長十回)

 (横)高谷、川越、寿松木、佐藤慎-菊地

 (秋)中村-畠山

▽三塁打 畠山2(秋)

▽二塁打 斉藤、佐藤慎、佐藤成(横)伊藤広(秋)

 秋田南は同点の十回、富樫の内野安打でサヨナラ勝ち。横手は4点差で迎えた九回、佐藤成の2点適時打などで同点にする粘りを見せたが、わずかに及ばなかった。

 ◇大館工が終盤猛攻
 ▽同

男鹿工 200000101=4

大館工 00000122×=5

 (男)丸谷、中田、加藤、天野-目黒

 (大)川田-吉原

▽三塁打 畠山侑(男)

▽二塁打 佐々木、吉田(男)伊藤優、伊藤元(大)

 大館工は七回、小貫の左前打で同点に追いつくと、八回には渡部起の左前打などで2点を勝ち越した。男鹿工は九回に先頭打者の畠山侑が三塁打を放つなど好機を迎えたが1点どまりだった。

 ◇八橋球場
 ◇大曲工五回集中打
 ▽2回戦

大曲工 104041=10

合川  000000=0

 (六回コールド)

 (大)田口-杉山

 (合)桜田、上杉、佐藤隆-木村

▽三塁打 伊藤(大)

▽二塁打 伊賀、前田(大)

 大曲工は、一回に田口の中前打で先制。五回には2死から伊藤らの5連打で4点を加えリードを広げた。合川は五回と六回に走者を三塁まで進めたが得点できなかった。

 ◇秋田中央逃げ切り
 ▽同

秋田中央

  200013000=6

  001010000=2

能代商

 (秋)叶谷、佐藤快-下釜

 (能)小玉、田村清、田村卓-辻

▽二塁打 高橋、下釜、川村(秋)

 秋田中央は、一回に高橋の二塁打などで2点を先制。六回には安藤弥の中前打などで3点を挙げ相手を振り切った。能代商は、六回から登板した佐藤快を攻略できなかった。

 ◇能代、嶋田が完投
 ▽同

秋田工 000011000=2

能代  30001010×=5

 (秋)金沢-佐藤

 (能)嶋田-成田

▽三塁打 大塚(能)

▽二塁打 鎌田(秋)小野、大塚、大山(能代)

 能代は一回、松橋の右前打などで先制。先発・嶋田が走者を背負いながらも要所を締めた。秋田工は六回、無死満塁の好機を得たが1得点に終わった。

毎日新聞 2008年9月23日 地方版

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