秋季高校野球県大会:聖光・日大東北が決勝へ、東北大会出場決定 /福島
◇田島と福島商で第3代表決定戦
来春のセンバツにつながる第60回秋季東北地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞社など後援)は22日、福島市の県営あづま球場で準決勝2試合があり、聖光学院と日大東北が勝利した。両校は決勝進出を決め、東北大会への出場権も獲得した。
東北大会には上位3校が出場でき、聖光学院は3年連続9回目、日大東北は2年ぶり6回目となる。
23日は午前9時半から、田島と福島商の第3代表決定戦があり、正午から聖光学院と日大東北が決勝で争う。
【県営あづま球場】
◇遠藤、10奪三振完投
▽準決勝
田島
001000001=2
20100400×=7
聖光学院
(田)安斎、伊藤、小椋、安斎-渡部直
(聖)遠藤-竹沢、西上
▽二塁打 斉藤(聖)
聖光学院は遠藤が7被安打、10奪三振で完投した。打線は一回、山口の中前適時打で2点を先制し、三回には2四死球から1点を追加。六回にも竹沢や斉藤の適時打、相手投手の暴投で4点を挙げた。田島は三回に伊藤の適時打、九回には安斎の適時打で各1点を返したが、打線が続かなかった。
◇打たせて取る投球
○…聖光学院の遠藤昌史投手(1年)は、今夏の甲子園で活躍した仲田浩人選手(3年)に教わったチェンジアップを中心に、打たせて取る投球を心掛けたという。「コーナーに球を集めた。普段と変わらない投球」と、準決勝の重圧を感じさせなかった。「東北大会に出場でき、ほっとしたが、まだ決勝が残っている。強い相手ほど力が出る。早く決勝を戦いたい」と連投にも意欲を見せた。
◇七回に勝ち越し
▽同
日大東北
000100301=5
100000000=1
福島商
(日)有馬-高田
(福)大橋、篠木-熊坂
▽三塁打 嘉斎(日)
▽二塁打 有馬(日)
中盤まで息詰まる投手戦となったが、日大東北が終盤に試合を決めた。1点を追う日大東北は四回、三塁打の嘉斎を浜尾のスクイズで還し同点に。七回には2四球などで満塁とし、新田の内野ゴロや有馬の右中間二塁打で3点を挙げて勝ち越した。有馬は5被安打で完投。福島商は一回、安藤のスクイズで先制したが、四回以降は二塁を踏めなかった。
◇ミスに声落とす
○…福島商の安藤誓士遊撃手(2年)は「してはいけないミスだった。本当に情けない」と声を落とした。同点で迎えた七回表1死満塁のピンチ。日大東北の新田光選手(同)の二ゴロで併殺を狙ったが、一塁への送球が高く外れた。走者が次々と本塁へ還る姿に「うそであってほしい」。動揺する気持ちは尾を引き、八、九回にもエラーが続いた。「優勝が目標だった。全部自分の責任です」とうなだれる安藤選手に、菅原裕一監督は「切り替えるしかない。明日の試合に全力を」と奮起を促した。
毎日新聞 2008年9月23日 地方版
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