ヒグマ駒岩新監督に佐々木総監督次男就任
昨年春夏連続で甲子園に出場した駒大岩見沢が7日、新監督に、佐々木啓司総監督兼部長の次男、佐々木達也コーチ(25)が就任したと発表した。2月1日付で就任し、すでにチームの指導に当たっている。昨春まで30年間監督を務め全国区の強豪に育て上げた父の教えを継承。全国でも珍しい父子による二人三脚の指導体制で、新たなヒグマ打線を育て上げる。
佐々木新監督は、日焼けした顔を紅潮させて抱負を語った。「未熟ですが、栄光を築いた総監督、前監督の打ち勝つ野球を継承します」。春8回、夏4回の甲子園出場。父佐々木啓司総監督が築き上げたヒグマ打線の指導を引き継ぐ重さを実感していた。
昨年11月下旬、同校大津百年(ももとし)校長(63)から、監督就任を打診された。父は22歳で同校の監督に就任した。幼少時からその父の姿を見て育ち、小学生のときには、将来の夢として「野球の監督」と書くほど、あこがれだった。
高校時代、甲子園出場は果たせなかったが、駒大では1年冬から学生コーチとして勉強を始めた。卒業後も1年間、同大でコーチ業を学んだ。07年4月に母校に戻り、コーチを務めた。指導歴はあるが、監督ともなれば別。佐々木総監督は「指導、育成については、勉強して分かっている。でも大変でしょうねえ」と、監督30年で経験した苦労を簡単な言葉で表した。
2月に監督に就任し、3月19日からの栃木遠征では、練習試合で7連敗を喫した。「初めての指揮で試合中、何をしていいのか、腹が痛くなった」と重圧は想像以上。佐々木総監督から「まあ、落ち着け」と声をかけられた。8試合目に監督初勝利を挙げた。
現在、同校生徒数は282人。そのうち野球部は81人の大所帯だ。佐々木新監督は「早く公式戦で1勝したい。春は全道を目指す」と当面の目標を口にした。総監督をはじめとした周囲の教えも請い、13度目の甲子園に挑む。
[2009年4月8日11時36分 紙面から]
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