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2008年9月 7日 (日)

副島、大学デビュー 九州6大学野球開幕

2008年8月31日 16:57 カテゴリー:地域のスポーツ > 野球
 九州6大学の秋季リーグ戦(西日本新聞社など後援)が30日、福岡県春日市の県営春日公園野球場で開幕し、3試合が行われた。開幕試合では昨夏に佐賀北高の主砲として全国制覇、甲子園決勝で逆転満塁弾を放った福岡大の注目ルーキー副島浩史(1年)が公式戦デビューを果たした。久留米大は打線が16安打と爆発し、北九大に10-3の大勝。西南大は先発の八木修平(2年・武蔵台)が九国大から12三振を奪うなど、2安打1失点の完投で4-1と勝利した。

 ■“がばい旋風”主役 福大で初出場
 「がばい旋風」の主役の大学デビューは、ほろ苦いものとなった。昨夏の甲子園の決勝・広陵戦で劇的な逆転満塁弾をたたき込んだ福岡大の副島が公式戦に初出場。記念すべき大学初打席は三ゴロに終わった。

 3点リードの7回先頭。樋口監督は副島を代打に指名した。カウント1-2から、左腕・藤田のスライダーに手が出てボテボテのゴロ。「緊張して力んでしまいました」と唇をかむ本人に、指揮官は「有利なカウントで変化球に手を出している。1打席しかないのに打たされてはダメ」と厳しい注文をつけた。

 もちろん、厳しい目線は期待の裏返しだ。今夏の練習試合での実戦経験はほとんどなかったものの、打撃練習で鋭い打球を左右へ連発。「打席に立った時の集中力と、ミート力が素晴らしい。実戦を通して育てていきたい。4打席、守備にも就けて使ってみたい」と、今秋のスタメン起用もにらんでいる。

 1年前の夏には全国の度肝を抜いたが、まだまだ大学生野球のレベルには届いていない。副島自身も「体格もパワーも高校野球とは違います」と力不足を痛感している。とはいえ、史上初の決勝での逆転満塁弾など甲子園のスタンドに3発を運んだ逸材だ。「次はもっと力を抜いて、早く初ヒットを打ちたいです」。神宮でも「旋風」を巻き起こしたい。 

 ■2年連続の坂井開幕弾 福大
 お祭り男は今年も健在だ。福岡大の前主将、坂井が昨秋に続き2年連続で開幕戦先頭打者アーチをかけ、チームを勝利に導いた。「直球が来たら、反対方向に思いきり振り切る」の狙い通り、左腕藤田の外角低めの直球をとらえ、豪快に右中間席へほうり込んだ。新チームになって初めての公式戦。「(新主将の)甲斐を少しでも楽にさせてあげたかった」。5回にはその甲斐も右翼へ場外ホームランを放った。新旧主将の活躍で、福大が春秋連覇へ向けて好発進だ。

 ■西南大3季ぶり九国大に勝った 八木が完投
 西南大の八木が2安打1失点の完投で、3季ぶりの九国大戦勝利をもたらした。初回に連打と四球で無死満塁の大ピンチを迎えたが「力でねじ伏せてみせようと、思い切り投げました」。4、5番を連続三振、6番には押し出し四球を与えたが、7番も三振。2回以降は無安打に抑えた。福岡ソフトバンクの杉内、本多と同じフレッシュリーグ「大野城ガッツ」の出身。福岡・武蔵台高の2年秋から本格的に投手となり、3年時はエースとして県大会ベスト16。「体は大きくないけれどプロで活躍できる杉内さんのようになりたい」と先輩同様、チームをけん引するつもりだ。

 ■千代島好投で久留米大先勝 北九大に10-3
 久留米大が先発千代島の好投で、昨年2位の北九大に10-3と快勝した。9回に本塁打を浴びたが、8回までは4安打1失点。捕手の古賀からアドバイスされ、上手投げから横手投げに変えて制球力がアップした。「今日はストレートが良かった。高めのストレートと低めのスライダーをうまく使い分けられた」と笑顔。抑えられた北九大の徳永政夫監督も「ストライクを取るのが早い。的を絞りきれなかった」と完敗を認めた。

=2008/08/31付 西日本スポーツ=

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